こんにちは シモンズです!
区画整理によって100坪から200坪の四角い畑(農地)が誕生しました。
区画整理地では公園や学校用地、また公共施設用地などを確保し、道路が敷かれ下水施設が設けられ電柱が立てられて町を形成するようにインフラが整えられます。
道路や公共用地などに土地を供出(減歩という)して所有面積は減りますが、二束三文だった畑や田んぼが付加価値のある優良宅地へと生まれ変わったのです。
都市化の波は資産価値を上げ所有から利用へ、また住宅用地の供給を目的に不動産(土地)の流動化を促しますが、昔から苦労して土地に執着してきた人たちは「親から受け継いだ土地は手放せない」となり、固定資産税もまだ農地並みのため「お祖父さん」たちは四角い畑で野菜を作り続けます。
こうなると本格的な農業はできませんが、土地を売ることも出来ず、結局畑にするしか成す術がないのです。
売る(土地の流動化)か、建てる(有効利用)か、耕す(農地にしておく)かのうち「耕す」を選び、後に偽装農地と言われるようになります。
農業で生計が立たなくなれば息子さん(後に私が営業するご主人さん)たちは、サラリーマンや自営業で生計を立てなければなりません。
前にも書きましたが、お祖父さんも高齢になり畑の世話が十分に出来なくなると、息子さん(ご主人さん)たちが勤めの休みの日に畑の世話をすることになるのです。
ここで営業のポイントである、建てる(有効利用)を提案していくことになる訳です。
今回はここまで。次回をお楽しみに。