☆アパート営業物語 NO.13

こんにちは シモンズです!

「今度きたときにゆっくり聞くわぁ~」 きたーーー。やっと真剣に話しを聞くと言ってくれました。

次に訪問すると、「まあぁ、上がれや!」上がり框をついに突破。居間に招かれます。まだ座敷とはいきませんが、奥さんがお茶をだしてくれたりします。すかさず「お母さん、ありがとうございます」と親近感をアピール。

「お父さんが心配している固定資産税もさることながら、将来お祖父さんが亡くなったときの相続税のほうが大変ですよ!」

二年ほど前、平野ノラなる女芸人がブレイクしましたが、彼女が演じていたのがバブルネタ。当時はまさにバブル経済の真っ只中。土地の評価額はうなぎ昇り、相続ともなれば土地は宅地並みに評価されますから、かなりの資産価値となります。

これもネタになっていましたが、都市部では「土地ころがし」がさらに地価を押し上げ、その余波は近郊の整理地にも及びました。

部落の「地主さん」たちの間では、「借金をしとかないと相続税がすごいことになるぞ」と少し間違った知識が広がっていきました。

我われが営業の根幹としているのはこの「相続税」と当面の「固定資産税」。この二つがなければ誰も土地を手放さ(土地の流動化)ないし、アパートやマンションなどの賃貸住宅は出来ない訳です。

相続税対策と固定資産税対策を同時に出来る賃貸住宅の建設を丁寧に説明します。当時はアパートや賃貸マンションを作ればすぐに満室になるほど住宅が求められていましたので、入居に関しては何の心配も要りません。後は建設のための資金繰りや建てた後の管理です。

どうする「お父さん」。それでは次回をお楽しみに。

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